YouTube Musicのデータ通信量
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2024.09.27更新

YouTube Musicのデータ通信量はどれくらい?節約する方法も解説!

無料で音楽、ミュージックビデオの見放題、聴き放題の「YouTube Music」。YouTube Music自体は無料でも、使い続ければデータ通信量が膨らんでいきます。目安として具体的にどれくらいのデータ通信量か、そしてその節約方法を解説。
チェックマークの画像

この記事のポイント①:音質ごとにかかる通信量をご紹介

低音質〜高音質で再生した時にそれぞれどれくらいの通信量がかかるのか目安となる数値を紹介しています。

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この記事のポイント②:通信量を節約する方法を解説

音質を下げる、音声のみの再生にするなど通信量の節約方法を紹介しています。

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この記事のポイント③:オフライン再生なら通信量ゼロで再生可能

曲やアルバムをダウンロードすることによってオフラインでの再生が可能になります。

使い過ぎを防ごう!YouTube Musicの通信量と節約法解説

無料でも音楽、ミュージックビデオが見放題、聴き放題の「YouTube Music」。音楽好きにとっては夢のようなアプリなのですが、心配なのはデータ通信の使い過ぎ。YouTube Music自体は無料、PremiumプランでiPhoneは月額1,450円、Androidは月額1,080円しかかかりませんが、ストリーミング配信するサービスのため、使い続けると知らないうちにデータ通信量が膨らんでいきます。気付いたら速度制限がかかってしまった、なんてことになったらつらいですよね。

この記事では、具体的にYouTube Musicはどれくらいのデータ通信量になるのか、そしてどうすればそれを節約できるのかを解説していきます。

YouTube Musicを使うとどれくらいの通信量?

YouTube Musicでは、Premium会員限定ではありますが4種類の音質があります。「低音質」(48kbps)、「標準音質」(128kbps)、「高音質」(256kbps)、「常に高音質」(256kbps)の4種類です。

各音質の大まかな通信量を表にすると以下の通りです。
(計測方法は、iPhoneの設定>モバイル通信から統計情報のリセットを行った後、指定した時間の再生を行います。その後、同画面にてその時間の再生時にどのくらいの通信が発生したかを確認する方法です。)

動画再生時(静止画)の通信量(画質は360pを使用)

  1曲(5分の通信量) 1時間
低音質(48kbps) 約2.5MB 約30MB
標準音質(128kbps) 約6MB 約72MB
高音質(256kbps) 約11MB 約132MB
常に高音質(256kbps) 約11MB 約132MB

動画再生時の通信量(画質は360pを使用)

  1曲(5分の通信量) 1時間
低音質(48kbps) 約22MB 約264MB
標準音質(128kbps) 約24MB 約288MB
高音質(256kbps) 約27MB 約324MB
常に高音質(256kbps) 約27MB 約324MB

音声のみの再生時の通信量

  1曲(5分の通信量) 1時間
低音質(48kbps) 約2MB 約24MB
標準音質(128kbps) 約6MB 約72MB
高音質(256kbps) 約11MB 約132MB
常に高音質(256kbps) 約11MB 約132MB

YouTube Musicの通信量の節約方法

節約方法(1) 音質を下げる

通信量を下げる方法の一つとして、音質を下げる方法があります。これからその方法について解説していきます。

まずホームページからアカウントのボタンをプッシュします。

YouTube Musicアプリでプロフィールアイコンを選択している画像

次に設定のボタンをプッシュします。

「設定」を選択している画像

「再生と制限」を選択し、「モバイル ネットワーク使用時の音質」を開きます。

音質を現段階より低くすれば、通信量を下げることができます。
実際音のクオリティは下がるものの通信量は高音質から低音質に下げれば約7割は減らすことができます。

モバイルネットワーク使用時の音質を選択する画面

しかし音質を下げることによって、音楽を楽しめなくなってしまうと懸念するかたもいるでしょう。そういう場合は以下の方法を検討してみましょう。

節約方法(2) 画質を下げる

ミュージックビデオ等の映像コンテンツを楽しみながら、通信量を節約したい方には、画質を下げるという方法もあります。

YouTube Musicの動画再生画面で「︙」を選択している画像

再生画面で上記のボタンをプッシュ。

動画の品質設定を選択している画像

「品質」のボタンをプッシュ。

動画の画質を選択する画面

すると画質を選択できるので下の数値のボタンを選択します。
画質は多少粗くなってしまいますが、音質を下げずに映像を楽しむことができます。

節約方法(3) Wi-Fiの環境のあるところで聴く

通信量がきになるけど良い音質で聴きたいという方は、Wi-Fiの環境のあるところで聴くことをオススメします。自宅やカフェ、学校や職場でWi-Fiを使って通信すれば、そこでの通信分は通信量には入りません。

YouTube Music以外のアプリでもこちらの方法は有効なので是非活用してみて下さい。ただ、当然ながらWi-Fiがつながっていない環境ではできませんので万能ではありません。特にSpotify利用者には移動中に音楽を聴きたい人が多いと思います。そういう場面ではなかなか使いにくい方法です。

節約方法(4) 音声のみの再生に切り替える

Premium会員をご利用の方限定ではありますが、YouTube Music Premiumでは動画を音声のみで楽しめるコンテンツがあります。これを使用することによって通信量をSpotify等の従来のストリーミングサービスと同等の通信量に抑えることが可能になります。

YouTube Musicで動画と音声を切り替えるボタンを選択している画像

こちらの再生画面の上部にある切り替えボタンを押すと、

YouTube Musicで音声のみの再生をしている画面

このように音声のみの再生が可能になります。

節約方法(5) Wi-Fi環境でダウンロードしてから利用する

この方法もPremiumプランの人限定になりますが、同プランでは、楽曲をスマホなどにダウンロードしてオフラインでも聴けるようにすることができます。この機能を使い、先にWi-Fi環境で聴きたい曲をダウンロードしておき、それを外でオフライン再生すれば、通信量はかかりません。

オフライン再生をするためには、プレイリスト内の楽曲をダウンロードする必要があります。

YouTube Musicでダウンロードボタンを選択している画像

Wi-Fiにつないだあと、聴きたいプレイリストを開いたら「ダウンロード」の項目をオンにしましょう。すると、プレイリストの曲が端末にダウンロードされます(ダウンロード時の音質も設定画面で選択できます)。これにより、通信量を使わずに外でも音楽を聴けるようになります。

PremiumプランはiPhoneで月額1,450円、Androidで月額1,080円かかりますが、この方法を使うと通信量を格段に減らすことができるため、キャリアの通信量をプラン変更するくらいなら、Premiumプランに入ってしまったほうがいいかもしれません。Premiumプランでは他にもさまざまな機能が使えるようになるのでおすすめです。

Premiumプランの詳細についてはこちらのYouTube Musicの使い方記事を参照して下さい。

なお、端末にダウンロードするため、通信量はかからない代わりに端末の記憶容量を使うことになります。大容量のスマホであれば特に気にする必要はありませんが、あまり容量がない人はSDカードを使ったり(iPhoneではできませんが…)、こまめに端末内の音楽を入れ替えたりするといいでしょう。

まとめ

ここまで、YouTube Musicでの通信量とその節約方法について解説してきました。

YouTube Musicは映像コンテンツも楽しめるなど音楽だけでなく視覚でも楽しめるサービスなだけに、できればフルで使いこなしたいですよね。そのための通信量を知り、それをどう節約するかは大切なポイントです。賢く使いこなして、思う存分音楽、ミュージックビデオを楽しみましょう!

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